従来のビニールハウスの農園は、ボイラーで温度調整をしていることが多く、
ハウス全体の温度管理が困難な上、暖房維持コストも多額でした。
本製品は赤外線を放射するので、平均的な温度管理も可能。
それにより野菜や果物の糖度が増します。
更に、維持コストも安価です。
近年では、冬場の寒い時期でも様々な野菜や果物が採れるようになってきました。一般的な方法ではボイラー暖房などでビニールハウス内の温度をあげ、土中温度を高めます。しかし、葉からの水分蒸散が必要以上に強くなり、ミネラル吸収比率の低い水分ばかりを吸収して、ひょろひょろとした弱い苗になってしまいます。そこで、ビニール育苗の土中に遠赤外線を照射することにより、土中を遠赤外線が伝播して、根からの窒素、リン酸、カリウムの吸収を促進します。
ただ単に根を暖めるよりも、遠赤外線を利用することでミネラル成分の吸収が良くなり丈夫な苗が育ちます。
※TAIYO SHEETは多くのサイズバリエーションがあり、様々な規模・サイズ温室に対応できます。
プランター上部への設置例
プランター横への設置例
発熱の様子
太陽シートの構造
- シート温度帯
- 10~100℃
表面温度帯は環境によって変化いたします
品名 : TS-15
- 外殻
- PET150µm
- 銅箔テープ
- 11mm両面貼付
- 電極処理
- ファストン端子取付
- 発熱素子
- 8Ω
- ヒーター電気仕様
- AC100VorAC200V/160W(1枚あたり)
- 電流値
- 6.4A
- ヒーター面積当り出力
- 約166W/m²
- ヒーター面積
- 0.962m²
- 発熱面積
- 0.672m²
- W 密度
- 約238W/m²
- シート温度帯
- 10~100℃
表面温度帯は環境によって変化いたします
品名 : TS-GH
- 外殻フィルム
- 防水シート
- 銅箔テープ
- 11mm 両面貼付
- 発熱素子
- 34Ω
- ヒーター電気仕様
- AC100V 125W
- 電流値
- 0.25A
- ヒーター面積当り出力
- 250W/m²
- ヒーター面積
- 0.1m²
- 発熱面積
- 0.0752m²
- W 密度
- 332W/m²
※TAIYO SHEETは多くのサイズバリエーションがあり、様々な規模・サイズ温室に対応できます。
施工例
プランターに対する側面ヒーティング
プランター列の側面に設置することで植物の葉を直接温めることができます。また、防水性に優れたシートを使用しているため、冠水などが起きた場合でもシートまで水没することなく安心して使用できます。
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電気とのつなぎ方
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coming soon
施工事例